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ウイグル


概要

突厥に代わりモンゴル高原を支配した民族。

キルギスの攻撃により分裂、西走したことで中央アジア一帯にトルコ語が広がり、トルキスタンと呼ばれるようになった。

流れ→東アジア文化圏トルキスタン

まとめ→中国周辺民族

時代

8世紀〜9世紀

場所

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詳細

8世紀半ばから突厥に代わってモンゴル高原を支配した民族です。

ウイグルの治める地域を通り中国との交易に活躍していたソグド人を介して伝わったマニ教を信仰し、ウイグル文字を生み出しました。

9世紀にキルギスの攻撃を受けると分裂して西走します。

彼らはオアシス地域一帯に散らばり、トルコ語を広めます。

このことから、パミール高原周辺が「トルキスタン」と呼ばれるようになりました。

その後この民族は元の支配下、イスラーム化、清の支配下といった歴史をたどり、現在の中国の新疆ウイグル自治区へと繋がります。

また西走してできたモンゴル高原の空白には、服属していた契丹が立ちました。

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ホータンという都市の市場(バザール)の様子。

イスラーム化の影響が見られる。

帰属

現在の新疆ウイグル自治区 Khotan-mercaKhotan-mercado-d48 by no machine-readable author / CC-BY-2.5

Available at: https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Khotan-mercado-d48.jpg#file

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