唐を中心とした東アジアのまとまり、東アジア文化圏についてです。
北には突厥、ウイグルが、東には吐蕃、南詔が建国し、時に中国と対立するなどします。
まとめ→中国周辺民族
6世紀〜10世紀

唐は周辺諸国に多大な影響を及ぼし、華夷思想の下で東アジア文化圏と呼ばれる強いまとまりを成立させます。
北方民族や日本、朝鮮などがその対象です。
6世紀に力を持った突厥は、騎馬軍団が強く、存在感を放ちました。
ササン朝ペルシアと組んでエフタルを滅ぼしました。
分裂した突厥のうち、東突厥を滅ぼしたのがウイグルです。
8世紀に力をもち、中国を圧迫する勢力となります。
しかし9世紀にキルギスに敗れ、滅亡します。

チベットでは、7世紀にソンツェン=ガンポが吐蕃を建国します。
チベット仏教(ラマ教)が生まれたのもこの国です。
唐と争いを繰り広げると、雲南では南詔が力をつけました。
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