1980年代以降、マレーシアで行われた工業化政策。
日本や韓国を手本に経済成長を目指したことから、「ルックイースト」の名で呼ばれた。
この政策によってマレーシアは急速に工業化を果たし、東南アジアの中でも所得の高い国になった。
西欧ではなく、同じアジアの国である日本の高度経済成長や韓国の漢江の奇跡を手本として工業化を目指した。
欧米ではなく、日本や韓国などアジアの国を見習おうとしたことが珍しいので、地理でよく取り上げられる。
輸出指向型工業化が政策の中心。
などを行い、日本企業も積極的に誘致した。
ルックイースト政策の結果、
などの産業が集積し、工業化が進んだ。
GDPも急速に成長し、「東南アジアの優等生」と言われるほどの経済発展を遂げた。
(IMF資料をもとに筆者作成)
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