問 四面体 OABC に対し, OP = lOA + mOB + nOC とする.実数 l,m,n が次 の各条件を満たしながら動くとき,点 P の存在範囲を求めよ.
(1) l+m+n=1
(2) l+m+n=1, l≧0, m≧0, n≧0
(3) l+2m+3n = 1
(4) 0≦l≦1,0≦m≦1, 0≦n≦1
(5) 0≦l+m+n≦1, l≧0, m≧0, n≧0
<この問題について>
ベクトルは座標空間の一般化と見なすことができます.
これら5問の結果は直観(第六感)的に即答できるくらいの理解が欲しいところです.
シリーズ「ベクトルに捧げる,2020夏。」は残り9日になります.
<目次>
00:00 問題把握
00:14 (1) 1文字消去
01:01 (2) n,mの範囲に制限
01:36 (3) 「係数和が1」の形
02:37 (4) 1文字固定
03:50 (4) lを動かす
04:20 (5) 和を固定
05:30 (5) 和を動かす
<今回のキーワード>
終点の存在範囲,動く範囲,
共面条件,文字消去,1文字固定,
三角形の内部,係数和が1,平行四辺形,
平行六面体,四面体,
斜交座標,重心座標,
<はやくち解説とは>
かったるい説明に嫌気がさしたときに見る動画。早口×早送りで解説しました。雰囲気を掴んでもらえたらいいと思っています。
カメラ:iPhone 11 Pro
タブレット:iPad Pro 12.9インチ
アプリ:Good Notes 5
編集ソフト:Final Cut Pro