構造決定 まとめ 臭素 脱色 不飽和結合 有機構造決定化合物情報05 有機化学 高校化学 エンジョイケミストリー 141265
4分34秒
説明
#構造決定 まとめ #臭素 脱色 #不飽和結合 有機構造決定化合物情報05 有機化学 高校化学 エンジョイケミストリー
入試問題で「臭素脱色」とあった場合の対処法について講義しています
内容
有機化合物の構造決定で、問題文に臭素水の脱色が出てくることがよくあります。これは臭素水を溶かした四塩化炭素溶液に炭素間二重結合や三重結合が存在するような物質を通したときに不飽和結合を構成するπ結合が切れて臭素が付加することによります。臭素水の赤褐色が付加反応により無色になるため大変分かりやすい反応です。
ただ、最近は不安定な環式構造をもつシクロプロパンについて開環による臭素の脱色が高校化学の教科書で紹介されています。原則シクロアルカンは付加反応をしませんが、環が切れる反応は不飽和結合の付加反応に似たところがあり、同じような変化が観察できることは知っておく必要があります。
入試問題で「臭素脱色」とあった場合の対処法について講義しています
内容
有機化合物の構造決定で、問題文に臭素水の脱色が出てくることがよくあります。これは臭素水を溶かした四塩化炭素溶液に炭素間二重結合や三重結合が存在するような物質を通したときに不飽和結合を構成するπ結合が切れて臭素が付加することによります。臭素水の赤褐色が付加反応により無色になるため大変分かりやすい反応です。
ただ、最近は不安定な環式構造をもつシクロプロパンについて開環による臭素の脱色が高校化学の教科書で紹介されています。原則シクロアルカンは付加反応をしませんが、環が切れる反応は不飽和結合の付加反応に似たところがあり、同じような変化が観察できることは知っておく必要があります。
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# ヒロシ先生
# 構造決定
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# 不飽和結合
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