約130年前、清(現在の中国)はアヘン戦争や内乱などで国が弱くなり、ヨーロッパやアメリカに不公平な約束をさせられていました。
日本は外国のやり方を学び、強い国になろうとしていました。
そのころ、朝鮮では東学党というグループが反乱を起こしました(甲午農民戦争)。
朝鮮政府は清に助けを求め、清が兵を送ると、日本も「日本人を守る」という理由で兵を送りました。
日本はこれを機に朝鮮を支配しようとし、王宮を占拠して日本に協力的な大院君をリーダーにしました。
日本は大院君に清国兵追放を要請させます。
こうして日清戦争が始まりました。
日本軍は2ヶ月ほどで朝鮮半島を占領し、遼東半島や山東半島の一部も手に入れ、清の首都・北京に迫りました。
1895年4月、清は降参し、下関条約が結ばれました。
しかし、この内容を知ったロシアがフランス・ドイツとともに「遼東半島を返せ」と日本に要求(三国干渉)。
日本はしかたなく清に遼東半島を返還しました。
この悔しさが後の日露戦争につながります。
日清戦争後、清がさらに弱い国だと知られ、列強諸国に土地を奪われていきました。
ミジンコでも理解できるように
分かりやすく解説します。
【BGM】
甘茶の音楽工房さんの「青い空を見ていた」と「MoonSpring」という
BGMを使わせていただいています。
本編
https://amachamusic.chagasi.com/music_aoisorawomiteita.html
エンディング
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