日露戦争とは、明治時代に起きた日本とロシア帝国との間で戦われた戦争。
この頃の情勢は、日本が日清戦争に勝利した後でした。
となると日本も黙ってはいられません。
日本は「朝鮮半島の権益を失うかもしれない。」と心配し、同じくロシアを警戒していたイギリスと日英同盟を結びます。
近くの国に対抗するために、遠くの国と手を結んだということです。
日本国内では戦争に反対する声も上がりましたが、戦争を回避することはできず、最終的に日露戦争が勃発。
両軍が旅順や日本海で激突するなど激しい戦いが行われました。
しかし戦局が日本に有利な段階で日本政府は、アメリカ大統領セオドア=ルーズヴェルトに和平の仲介を頼みました。
これに黙ってはいなかったのが日本国民です。
戦争に勝ったと思っている日本国民は「賠償金を得ることができなかった。」ということに対して不満の声を上げていきます。
そのような民衆の怒りが暴動となり、日比谷焼き打ち事件が起こりました。
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