【 note : https://note.com/yaguchihappy 】
高校生物に登場する人物名のまとめです。
光合成の研究史に関しては、以下のnoteで少し詳しく解説しています↓
https://note.com/yaguchihappy/n/nf0252b309f03
オーキシンについての研究史に関しては、以下のnoteで解説しています↓
https://note.com/yaguchihappy/n/n2406547604a6
語呂「電気ショック(シュライ "デン" が "植" 物で細胞説を提唱)」
語呂「わんわん!犬は動物!(シュワンが動物で細胞説を提唱)」
語呂「うひょー!細胞は細胞から生じるのか!(細胞は細胞から、フィルヒョー)」
語呂「ベイスターズ!競ってくれ(”ベイスターズ”で"ベイ"リス、"スター"リング。"せってくれ"で、"セクレ"チン)」
語呂「え?植物が成長したら土の重さが減るもんと思ってた(ヘルモント、植物の成長は土に由来しているわけではない)」
語呂「植物が空気を綺麗にするなんてプリティーストーリーだね(植物が空気を浄化、プリーストリー)」
語呂「インゲン豆のビニールハウスには光が必要(インゲンホウス、光が必要)」
語呂「カルビーと炭酸(カルビン・ベンソン回路、二酸化炭素固定回路)」
語呂「ひらひら落ちるイチョウ(平瀬作五郎、イチョウの精子の発見)」
語呂「バーゲンなら本能あふれていいとよー(ティンバーゲン、本能行動、イトヨ)」
語呂「ミツバチダンスでフリフリ(ミツバチのダンス、フリッシュ)」
語呂「ビードル!そのパンカビ生えてるっテー!!」「いちいちうるさいな!(ビードル、アカパンカビ、テータム、一遺伝子一酵素説)」
語呂「エイっと分解エイブリー(DNA分解酵素やタンパク質分解酵素を用いた実験、エイブリー)」
語呂「半端なメッセージ廃れる(半保存的複製、メセルソン、スタール)」
語呂「チェイスとハーシーティーツーファージー!(チェイスとハーシーはT 2ファージと語感が似ている)」
語呂「邪魔なものをペロン!(ジャコブ、モノー、オペロン説)」
語呂「へっ?繰り返すの?(ヘッケル、個体発生は系統発生を繰り返す)」
語呂「壊せるべー!パリーン!(コアセルベート、オパーリン)」
語呂「ミラーに雨すいすい(ミラー、アンモニア、メタン、水素、水)」
語呂「ご解説に入ったか?(五界説、ホイッタカー)」
語呂「電話しても留守か。(電子顕微鏡の発明、ルスカ)」
語呂「白鳥と鶴は自然を否定(白鳥の首フラスコ、パスツール、自然発生説を否定)」
◯入試で問われないので触れていないが、生物学史はアリストテレスから語るべきである。ダーウィンは次のように書き残している。「リンネとキュビエは今でも私にとっては神様のように思えますが、老アリストテレスの前に出れば二人は小学生にすぎません。」
◯レーウェンフックはアマチュアで、375報ロンドン王立学会に観察結果を送っている。フックが、レーウェンフックの業績を認めて広めた。このとき、自分と同じ世界を見たというレーウェンフックの報告を見て感動したことは想像にかたくない。
◯「すべての細胞は細胞から」という名言は、ラスパイユの言葉であったが、フィルヒョーが広めた。
◯ヘルモントは初めてガスという概念を持った人である。また、彼の行った測定という方法(土と水の重さを測定した)は、科学の根本となった。
◯器官などの発達は、その使用と直接関係しているという原則を『用不用説』という。ラマルクの提唱。継続して使用される器官は代を重ねるにつれてますます発達し、反対に、使用されない器官は次第に痕跡的となり、消失するとした。
◯ラマルクは「新しい器官の発生はその生物がふだんに感じている要求に基づく」と言ったが、ここで言う「要求」とは実際は外部の新たな状況に応じて反応する意味であった。この「要求」は「意志や欲望」と誤解されがちである。このラマルクの考え方は明らかにダーウィンへと続く、当時にあっては革新的な説(そして、はやすぎた説)であった。環境と進化を結び付けている。ラマルクはこれをダーウィンより50年はやく見出していた。ラマルクは不遇のまま死んだが、ラマルクの娘コルネリは「後の世の人がきっとほめてくれるでしょう。そしてお父さまの仇をとってくれますよ」と言ったという。
◯エピジェネティクスを考えれば、獲得形質が遺伝すると言えるとする人もいる。(細胞が後から獲得したDNAの修飾が遺伝する)
◯オパーリンはコアセルベートのようなものが生命の起源であるとした。
◯ガードンと山中伸弥はノーベル賞同時受賞。ガードンは、一度分化した核の初期化という、iPS細胞の作成に大切な基礎となる実験を成功させた。
◯器官などの発達は、その使用と直接関係しているという原則を用不用説という。ラマルクが提唱した。継続して使用される器官は代を重ねるにつれてますます発達し、反対に、使用されない器官は次第に痕跡的となり、消失するとした。
◯ジャコブとモノーがオペロン説を提唱した時、まだリプレッサーは単離されていなかった。それがタンパク質かどうかさえもわかっていなかった。
◯メセルソンとスタールは夏休みに主要な実験をやってのけた。そのスマートな実験法は、生物学で最も美しい実験のひとつとよばれる。
◯ H.Winkler(1920)は半数性の染色体の一組に対してゲノムという表現を用いることを提唱した。木原均(1930)は機能的な視点をゲノムの概念に付与し、「それぞれの生物の生活機能の調和を保つ上に欠くことのできない染色体の一組」をゲノムとした。
◯ DNAの塩基組成を分析し、アデニンとチミンの含量ならびにグアニンとシトシンの含量が等しいことを明らかにした(シャルガフの規則)。これはJ.D.WatsonとF.H.C.Crickが二重らせんを発見する基礎の一つとなった。
◯N.Hartsoekerは精子の中の小人を観察して描いたとされる。「顕微鏡が改良されればこう見えるはずだ」と想像して描いたものが誤って伝わったという説もある。
◯現在では、牛痘ウイルスには Cowpox virus という学名が付いている。
0:00 はじめに
0:12 細胞
2:04 光合成
5:50 動物生理・免疫
7:43 発生学
12:07 行動学
12:39 遺伝
13:24 分子生物学
17:34 系統・進化
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