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受験生に向けてのメッセージはこの文章の最後の方に書きました。
書いたあとで振り返って読んでみると受験直前のこの時期に書くようなものではない気がしますが、自分の人生において最も幸福感を得たものについて書いておこうと思います。
僕自身の人生で幸福をもたらしたと思うものについて言うならば、1番は間違いなく「結婚」です。2番目は「授業動画の作成」、3番目は「子供」です。
これをどう伝えればいいか本当に難しいのですが、結婚生活は楽しいです。もう結婚して相当経つので、新婚だからというわけではないです。
世の中には結婚は自由ではなくなる、という考え方が広がっていますが、自分と結婚相手の人格次第ではないでしょうか。人格に問題がない人の方がめずらしいのは確かだと思います。酒癖が悪い、ギャンブルや浪費、すぐに怒鳴る、変なこだわりがある、浮気ぐせがある、などなど。何一つ問題のない人どうしでないと中々うまくいかない気はします。自分が何か問題がある場合、うまくいかない確率は上がるでしょう。
そういう前提はおいておくと、うまくいっている場合、結婚ほど幸福感をもたらすものはない気がします。結婚という言葉に縛られる必要はないのかもしれません。他人と共同生活を長期間にわたってすることで人生の多くを共有し、苦楽を共にして絆を深めること、場合によっては子育てというミッションをこなす戦友になること、それが人間という生物にとって最も幸福感を味わう時間の過ごし方なのだろうと感じます。
僕自身は大学受験数学の過去問研究や指導に明け暮れていたので結婚することになるまで1ミリも結婚に興味はありませんでした。嫁は大学時代の塾講師のアルバイトで知り合った同級生で、たまたま20代後半で結婚することになりましたが、今考えるとそこで結婚していなければ出会いもなく一生独身コースだっただろうなとゾッとします。
死ぬ間際に、せめてこの世界のどこかに自分の子供が生きている可能性は残したいと思うのは僕だけでしょうか。もちろんパートナーに見守られながら死ねるならより良いですが。
誰しも今まで、先祖代々、結婚、出産を繰り返してきた遺伝子が受け継がれていることを考えると、これを読んでいる20前後のあなたにも子孫を残したい気持ちはあると考えるのが自然だと思います。
ここからが1番伝えたいことですが、結婚相手は大学時代の知り合いで見つけるのが良いと僕は考えています。社会に出ると今の世の中、スペックが前提になって居心地の良さみたいなもので判断されるのは、スペックでの査定を乗り越えた後になるからです。実際、長期にわたって結婚生活を維持する上では居心地の良さの方が重要なのに。
また共働きが当たり前の世の中ですが、子育てをしながら働くのは体感として無理ゲーです。不可能なことをドーピングしながら1日1日寿命を削ってやっているのが実態だと、僕は感じます。ストレスで心に余裕がなくなると結婚相手にも子供にも自分にとっても悪影響なので、生活費は投資による資産収入に任せて、僕は仕事をほぼゼロにしました。少なくとも子供が小さいうちは子供と多くの時間を過ごすことができる状況を作る方が子供にとっても幸せです。
僕はかなりのお金を貯めてしまいましたが正直お金はそんなに重要じゃないなと今なら思います。これから大学生になる人は大学時代から少しずつオルカンやsp500にでも投資を始めていれば40歳くらいには奨学金の返済を含めても資産が1000万は軽く超えるはずです。あまりお金を使わない人なら5000万以上にはなるはずです。
話を戻すと、この文章を読んでいるのが男性でも女性でも、大学に結婚相手を見つけにいくという視点も持っておく方がいいです。
人によって重視するものが違ったり、考え方も違うので、いらないお世話かもですが、周りの大人がはっきり言わなそうなことをここに本音で書き記しておきます。
最後に、受験直前なので受験についても言っておくと、大学受験でどこに進学することになるかは社会人になったら幸福には何の影響もないです。変にこだわって何浪もして人生を無駄にしている不幸な人は予備校にはたくさんいます。今からでも遅くないのでどこかの大学に今年必ず進学してください。学歴というのは自分が得るだけのものであって、他人に幸福を与えるものではありません。それに対して、人の夢のその先には必ず誰かに幸福を与えます。得たものは死んだら何も残りませんが、与えたものはその人が死んでも残り続けます。18歳を過ぎたら与えることを考えて生きてください。
そして最後に中学受験という時期でもあるので、僕はやっぱり中学受験は小学生にとっての大事な時間の無駄だと感じます。人生をかけて何をやりたいか考えることに時間を使うべきときに、思考停止で受験勉強に何年も時間を費やすから、中年になって「結局自分は人生で何がしたかったんだろう」ってなるんじゃないでしょうか?
大事なのは自分が本当に何がしたいのかを知っていることです。確かムーミンに出てくるスナフキンの言葉だったような気がします。