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あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
よく年始にその年の目標をかかげたりしますが、僕はあんまり目標をかかげることはありません。
「夢を変えるな。自分を変えろ。」という動画をアップしておいてあれですが、基本的に人間は良くも悪くも変われないと考えているからです。その前提で計画を立てるべきです。変われるとしても良くて数ヶ月から数年の間で、ほとんどは数週間程度で長期的に見たら元に戻ります。受験勉強であれば本気で変わろうと誓って半年から1年はその意識が保てれば結果に繋がる可能性がありますが、おそらく半年以上意識を保つのは1000人に1人くらいしかいないと思います。「夢を変えるな。自分を変えろ。」は1000人に1人になる覚悟を決めろというメッセージ動画だと思ってください。基本、人は変わりません。
僕自身の話をしても、一見高校時代から大学時代にかけて変わったように外からは見えるはずですが、今にして白状すると内面の本質は変わっていません。元々小学生中学生の頃から平均以上に努力(やるべきだと感じていることを誘惑を振り切って取り組むこと)はできたと自認しています。ただ、やる意味を感じないこと、宿題などの他人に強制されること、をやる能力はかなり低く、高校生になった頃にはやる意味を感じない勉強だったり世間が良しとすべき勉強を自分も同じようにやることができなくなっていた、という気がします。大学での授業も面白くないことも学ばなければ単位がもらえないので実のところ苦痛でしかたなかったです。歳を重ねるごとにやりたくないことができなくなってきています。その反面、長期的に見てやるべきだと感じる物事に行動を移す能力については元から比較的備わっていたので、誰にも強制されずとも何とか撮影を続けられています。それでも常に長期目線で行動ができるはずもなく、自分をあの手この手で操って、撮影に向かわせています。
ここで受験生に向けて言いたいのは、人は基本変わらないです。浪人したら本気で勉強するだろう、3年浪人してダメなら流石に医学部は諦めるだろう、など未来の自分を想像するかもしれませんが、浪人しても本気にはならないし、3浪してもダラダラ4浪目に突入する人が大半です。いやもっと言うと受験が終わってからも人は本質的に変わらず、今自分を律するのが難しいと感じているなら、あなたの人生今後も目の前の誘惑に翻弄され続けます。
今すぐには正直やりたくないけれど長期的に見てやるべきと感じている物事が1日あたり3しかできない人、5できる人、8できる人がいるとして、その誰もが社会人になると、7くらいを仕事にあてがっています。なので仕事が終わると、仕事以外の長期的にやるべき物事など一切できない、というわけです。3や5しかできない人はキャパシティを超えて無理して7を仕事に当てているので、家に帰るとストレスがたまって、暴飲暴食や散財、場合によっては精神的に病んでしまいます。8できる人が仕事で7使っても、残りの1で将来に繋がるやるべきことをコツコツ続けられるか、といったところです。受験生で例えると、学校や塾予備校を終えて、家に帰ってきて寝るまでの時間をどう使うか、という話にすり替えることもできるでしょう。スマホの誘惑を断ち切ってしっかり睡眠時間をとることも長期的にやるべき物事の一つです。
ただ誘惑を断ち切って良い大学に入ることが重要かと言われると、どこの大学に入ったかどうかは、大学卒業以降の人生に比べたら100のうち1くらいしか重要ではないです。
本当に医者以外の人生はダメですか?医者になってない未来の自分はそんなに受け入れられないですか?と何浪もしてる医学部一択の受験生には問いたいです。
そして、先ほど述べたように社会人として仕事をするなら、そもそも長期的に見てやるべき物事を自分の仕事にする必要があります。それか、極端に仕事に当てる時間やキャパシティが少なくて済む仕事(要するに自営業)に就く。結局そのためには時間のある学生時代に同年代と遥かに差をつけておくことが大事になります。
ちなみに今年の僕の目標は1回も風邪を引かないこと(今までの人生で一度たりとも達成できたことはない)と、確率を16題ほど撮影することです。おそらく2年かけて確率を撮影することになります。
最後に、それでも今日変わる覚悟がある人間だけが、10年後の未来を変えることができるのも確かです。