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慶應義塾 Keio University

金子研究室 - アプリケーションの視点から次世代ネットワーク環境の構築を目指して

次の動画:河野研究室:誰もが安心して使えるインターネットを目指して

概要

動画投稿日|2014年10月5日

動画の長さ|4:18

現在のネットワーク技術ではネットワークの効率性をいかに上げていくかといったところに注目した研究が広く行われていますが、慶應義塾大学 理工学部 情報工学科 金子研究室ではアプリケーションの視点から次世代ネットワーク環境を築くための研究を行っています。 「これまでのネットワークの進化を考えていくと、一番最初に電信技術があって、電話の技術があって、インターネット、そして今次何かという事を研究している訳ですが、電信から電話に来る時に、何がイノベーションになったかというと、新しいネットワークの利用方法、それは口でしゃべったものが相手に伝わるというところが一番大きいイノベーションだったわけです。電話からインターネットになった時には、何がイノベーションになったのかと言うと、コンピュータが直接別のコンピュータにデータを送れるようになった。そこがイノベーションなわけです。新しいものが何なのかと言ったところを見ずして、新しいネットワークの形を生み出していく事は難しいというわけで、我々はどこに注目しているかというと、次に必要なアプリケーションは何なのかといったところを見出していく。そこに注力をあてていく点が他の研究室とは大きく異なるところです。」 現在金子研究室では、高精細な大容量動画データをいかに簡単に扱う事が出来るかというところに着目した研究開発を進めています。 大容量ファイルを世界中のサーバに分散分割保存して共有する広域分散ストレージシステム"Content Espresso"の開発や、インターネット上のデジタルデータとデジタルデータの関係をデータそのものから切り離した状態で管理・共有するための自律分散型ファイル関係共有システム"Catalogue"を開発し、これらのシステムを利用して4k等の高帯域動画の受信再生システムやデジタルコンテンツの効率的な再生環境アーカイブの利用に関するシステム開発など現在のネットワーク環境での応用を見据えたシステム構築を目指しています。 また、慶應義塾の総合力を活用したDMC研究センターでの"MoSaICプロジェクト"では、デジタルデータの関係性をシンプルなグラフ構造でデジタル表現した“カタログ”を構築し、多数のカタログの重ね合わせや組み合わせを用いてデータ間の関係や文脈の多様性をデジタル表現するという試みにもチャレンジしています。 「ここで作っていく関係というのは、今までの自然言語で記述したものではなくて、よりコンピュータが理解しやすい形に非常に簡単化した形での表現になっているので、スムーズにコンピュータが『あ、このコンテンツとこのコンテンツは関係があるんだ』という事を理解できる。そうすると今まで100のエネルギーを使って検索結果を出していたものが、たった0.1とか、ものすごくシンプルな、非常に低コストで同じ結果を出せるようになって来る。そうすると、その上、今まで99.いくつの残ったエネルギーでプラスアルファの処理ができてくる。」 もっとコンピュータがコンピュータのためにネットワークを使える、そういう風なネットワーク技術をつくってやることでより上位の処理をコンピュータができるようになり、人間生活により良い影響をもたらすのではないかと考えています。」

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#高1#高2#高3#レベル2#大学・学部内容#講義

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