【 note : https://note.com/yaguchihappy 】
標識再捕法について講義します。
●標識再捕法(ひょうしきさいほほう):1回目に捕獲した全個体に標識をつけてから放す。
標識した個体と標識していない個体が混ざりあった後に、再び捕獲(2回目の捕獲)し、捕獲した個体数に対する標識個体数の割合から、全体の個体数を求める。移動性の高い動物などの個体数の調査に適している。
(1回目に標識した個体数)/(そのエリアにいる全個体数)
=(2回目に捕獲した時に標識されていた個体数)/(2回目に捕獲した個体数)
の式に当てはめて、(そのエリアにいる全個体数)を求める。
式を暗記するより、動画でイメージを理解しておくとよい。
●移動性の低い生物の数を推定する場合は、調べたいエリアを区画で区切り、いくつかの区画内の数を数え、その平均値を区画の数に掛けます。これを区画法といいます。
0:00 標識再捕法
3:51 発展問題
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