前回「回文配列でない場合の制限酵素で切断する確率」についての解説動画をアップしました。↓
• 高校生物「制限酵素の計算問題(回文配列とそうでない場合)」
今回は、共通テストに向け、それに関する思考力問題をアップしました!!まずは以下の問題文を読んでチャレンジしてみて下さい!!(回文配列でない場合の切断する確率の問題は問2です!)
問1
常染色体上のある遺伝子(遺伝子Gとする)の片方をはたらかなくしたヘテロ接合体に正常な個体を交配して多数の次世代をつくり、このなかの個体どうしを交配した場合、産まれる子のうちノックアウトマウスの割合はおよそ何%か。最も適当なものを、次の①〜⑧のうちから一つ選べ。
①3% ②6% ③13% ④25%
⑤33% ⑥50% ⑦67% ⑧75%
問2
15塩基からなる特定の配列を認識してDNAを切断する“複合体”を用いた場合、約2.6×10~9塩基対からなるマウスのゲノムDNAには、切断される場所が何カ所あることになるか。最も適当なものを、次の①〜⑥のうちから一つ選べ。ただし、マウスのDNAは4種類の塩基を同数含み、塩基配列はランダムであると仮定し、4^5≒1000として計算せよ。
①1カ所 ②2カ所 ③5カ所
④10カ所 ⑤25カ所 ⑥50カ所