共通テストに向けて「理系生物用」の思考力問題の解説をアップしました!!まずは以下の問題文を読んでチャレンジしてみて下さい!!
特に(4)の実験をどうやって考えるのかがポイントです!!
以下問題↓(解答は動画をご覧下さい!)
mRNA上の連続した3個の塩基は、特定の意味をもった暗号の単位となっており、これをコドンと呼ぶ。コドンの解読は、初期の研究では、大腸菌を破砕して取り出したタンパク質合成系に、人工的に合成したRNAを与え、これに応じて合成されたポリペプチド鎖のアミノ酸配列を調べるという方法が用いられた。例えば、UとGをつないだRNAを与える実験では、以下のような結果が得られた。
(1)UとGが交互に繰り返されるRNA(UGUGUG・・)を与えると、システインとバリンが交互につながったポリペプチドが合成された。
(2)UUGが繰り返されるRNA(UUGUUG・・)を与えると、システイン、バリン、ロイシンのうちいずれか1種類のアミノ酸のみが多数つながったポリペプチドが合成された。
(3)GGUが繰り返されるRNA(GGUGGU・・)を与えると、グリシン、バリン、トリプトファンのうちいずれか1種類のアミノ酸のみが多数つながったポリペプチドが合成された。
(4)UとGを3:1で含むランダムな配列のRNAを与えると、フェニルアラニン:バリン:ロイシン:システイン:グリシン:トリプトファンが27:12:9:9:4:3で含まれるポリペプチドが合成された。
問1 コドンに関する記述として最も適当なものを次の①〜⑤のうちから一つ選べ。
①大腸菌のコドンは全部で20種類ある。
②rRNAは、アンチコドンとよばれる部位がある。
③開始コドンや終止コドンには、対応するアミノ酸がない。
④すべてのコドンには、それと結合するtRNAが存在する。
⑤ヒトのコドンと細菌のコドンはほぼ共通している。
問2 上の実験結果だけから導かれる結論として適当なものを、次の①〜⑧のうちから二つ選べ。
① GGGはトリプトファンのコドンである。
② GGUはバリンのコドンである。
③ GUGはロイシンのコドンである。
④ UGGはシステインのコドンである。
⑤ GUUはグリシンのコドンである。
⑥ UGUはシステインのコドンである。
⑦ UUGはグリシンのコドンである。
⑧ UUUはフェニルアラニンのコドンである。