概要
被積分関数が三角関数と数で出来ている時の最終奥義的な置換。 としたときに、 、 、 、 を の式で表せるようにしておこう。
したがって、
次に、
そして、
最後に、
例題
例題を通してこの置換の使い方を確認しよう。
以下の積分を計算してみる。
上で導いた式を用いると、
補足
- 最終奥義だし計算が煩雑になりがちなので、まずは他の定石が使えないか試してみよう。
- ワイエルシュトラス置換という大層な名前がついている。(もちろん記述式答案でこの名前を書く必要はない。)
- 丸暗記するのではなく、自分でそれぞれの式を導き出せるようにしよう。