植物を原料としたバイオ燃料の一種。
糖分の多い植物を発酵させることで得られる。
カーボンニュートラルの考え方から、近年は環境にやさしい燃料として注目されている。
がほとんど。
米国とブラジルで世界の半分以上を生産している。
(データブック・オブ・ザ・ワールドより)
米国では、トウモロコシから製造される。
トウモロコシは食用や飼料用としての用途もあるため、世界的な食料不足の中、貴重な食料であるトウモロコシをバイオエタノールの原料に使ってしまってよいのか、という批判もある。
ブラジルでは、サトウキビから製造される。
ブラジルはかつて石油が不足していたため、少しでも燃料の自給率を上げようとしてバイオエタノールが奨励されるようになった歴史がある。
ブラジルでは、ガソリンのほとんどにバイオエタノールが混合されているほか、輸入ガソリンにはバイオエタノールの混合が義務付けられている。
(ブラジルの給油所、wikimedia commons)
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