ミケーネ文明
概要
エーゲ文明の一つで、アカイア人により築かれた。
貢納王政をとる小王国の集合で、好戦的だった。
流れ→ギリシャ文明
まとめ→ギリシャ、オリエントと地中海世界
時代
前2000年頃〜前1200年頃
場所
詳細
ギリシャ本土においてアカイア人により築かれた文明で、ドイツのシュリーマンにより発掘されます。
イギリスのエヴァンズらにより解読された線文字Bを扱う青銅器文明です。
ミケーネ、ティリンスなどの小王国の集合で、城塞など好戦的な様子が伺え、クレタ文明地域に進出したり、トロヤ文明を破壊したりしました。
地中海を中心に交易も積極的に行い、富を蓄積します。
王は地方から物資を貢納させ、それらを分配する貢納王政を行っていました。
アカイア人はイオニア人とアイオリス人に分かれていましたが、イオニア人はアナトリア半島へ移住しミレトスなどの都市を建設、アイオリス人もその北部及びギリシア半島東部へと移住し、中心部にはのちにスパルタなどを建てるドーリア人が南下してきます。
このドーリア人の南下や「海の民」の侵入などが原因で文明は破壊され、史料の乏しい「暗黒時代」へと突入します。
補足
タグ
# アイオリス人
# イオニア人
# エヴァンズ
# エーゲ文明
# エーゲ海
# ギリシア
# ギリシア文化
# クレタ島
# クレタ文明
# シュリーマン
# ティリンス
# トロヤ文明
# ドーリア人
# ミケーネ
# ミケーネ文明
# ミレトス
# 古代ギリシア
# 古代ギリシア史
# 海の民
# 線文字B
# 貢納
# 貢納王政