ギリシャ文明
概要
初期地中海世界の中心、ギリシアのお話です。
「海の民」により文明は崩壊し、民族が再び集まるのは前8世紀を待つこととなります。
まとめ→ギリシャ
場所
時代
〜前8世紀
詳細
地中海周辺の土地はやせており、果樹栽培や牧畜に利用していましたが、穀物が栽培できませんでした。
そのため、地中海を利用した海上交易が古くから発展します。
その中で大きな役割を担った民族の一つがギリシャ人です。
ギリシャ人は主に二つの地域で文明を発展させます。
一つ目はクレタ島で発展したクレタ文明で、島だったことから外部圧力も入ってきにくかったため、開放的で壮大な建築や壁画を特徴としています。
二つ目は本土のミケーネ文明で、軍事への関心も高かったのが特徴です。
(サムネイルの門はミケーネ城塞の獅子門です)
外部への侵攻も盛んで王国を作り、専制的な王が貢納王政を進めますが「海の民」と考えられる勢力の侵攻などで前13世紀に崩壊します。
その後は400年ほど続く、暗黒時代と呼ばれる混乱した時代に入り、移住とともにギリシア人の民族分裂なども起こります。
都市文明の再開は、前8世紀のポリスの発生を待つこととなります。
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