ピューリタン革命の主導者であり、その後の共和政の指導者。
議会派のなかの独立派を率いた。
革命後は独裁政治を行ったことから、彼の死後すぐに王政復古となる。
流れ→イギリス革命
1599年〜1658年
1649年 チャールズ1世処刑
1660年 王政復古

議会派と王党派で対立する議会の中で、議会派のなかでも最も急進的だった独立派を指導していたクロムウェルは、熱心なピューリタンを集めて鉄騎隊を組織、議会派を勝利に導きます。
チャールズ1世を処刑し共和政を打ち立て、ピューリタン革命を完成させます。
しかし議会派の中で対立していた長老派を追放、水平派を弾圧し、独裁的な政治を行います。
重商主義を展開し、自国の利益保護のために航海法を制定すると反発したオランダと英蘭戦争を戦います。
長期議会を解散し護国卿となるとさらに独裁政治を進めます。
クロムウェルが亡くなると、1660年にチャールズ2世が王となり(王政復古)、共和政は崩壊します。

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