
※「活用語」とは、動詞・形容詞・形容動詞・助動詞のこと。
とてもシンプルなので、「じ」ファンは多い。活用も、セミの鳴き声みたいで覚えやすい。
「じ」は単なる 助動詞「む」の打消の言葉だが、意味としてはほとんど打消推量と打消意志しかない。
例文:月ばかりおもしろきものはあらじ。(徒然草)
訳文:月ほど興味深いものはないだろう。
例文:京にはあらじ、(伊勢物語)
訳文:京にはおるまい。
助動詞「む」の打消表現なので、識別は同じようにやればOK。つまり、主語が何人称なのか、に着目して、
というのが目安になる。上の例でも確認しよう。
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