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核とは

真核細胞に1つ存在する、細胞内で最も大きい細胞小器官のこと。

遺伝情報を保持する。

核の構造

  • 核膜
  • クロマチン(染色体・染色質ともいわれる)
  • 核小体
  • 核膜孔

からなる。

2211251.png

各構造について

① 核膜・核膜孔

核膜は二重膜になっていて、多数の小さな空洞(=核膜孔)がある。

核膜孔からは、転写されたmRNAなど、色んな物質が出入りする。

② クロマチン

遺伝子の本体であるDNAが、ヒストン(タンパク質)に絡みついたもの。

複製の際にはほどかれ、体細胞分裂の際には凝縮して太い染色体になる。

2211252.png

酢酸カーミン酢酸オルセインなどの染色液で、赤色に染まる。

221253.png (そもそも「染色体」と呼ばれるのは、このような染色液でよく染まるかららしい⋯!)

③ 核小体

核内に1つ以上あり、主にrRNAがつくられる

まとめ

核(正確にはクロマチン)にはその生物の情報がすべて含まれているため、核は細胞にとって、なくてはならない存在なのです。

(「核の構造」と「各構造」、かけ言葉ではありませんよ、まさかね、、、)

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