染色液
主に顕微鏡観察する時、観察するものの特定の場所や細部を観察しやすいように色素で着色する。これを染色といい、用いる溶液を染色液という。
以下知っておくべき染色液をまとめておく。
DNA(核)を染色
- 酢酸カーミン 赤
- 酢酸オルセイン 赤
(写真は酢酸カーミンで染色)
これらは細胞分裂の観察等で用いられることが多い。
写真の通り、酢酸カーミンは核だけしっかり染まるという感じで、酢酸オルセインの方が、細胞質まで赤く染まる。
気になる人は調べてみてね。
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メチレンブルー 青 そう、これも実は染色液なのだ。
呼吸のツンベルク管の実験で酸化還元反応の指示薬として見かける方が多いけどね。 -
メチルグリーン 緑青 パフの実験でピロニンとセットで用いられることが多い。
メチルグリーンはDNAを緑青に、ピロニンはRNAを赤桃に染色する。
RNAを染色
- ピロニン 桃赤
上で書いたばかりだが、一応。
ミトコンドリアを染色
- ヤヌスグリーン 青緑 思わず青やんけ!ってツッコミたくなりますね。
細胞壁を染色
- サフラニン 赤
ちなみに
緑青と青緑、何がちゃうねんって感じよね。
資料集に書かれていた通りに書いたのですが、厳密な定義はなく、同じだと思います。
私なら全部青って定義しちゃいそうです(笑)
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