大鑽井盆地
大鑽井盆地
オーストラリアの南西部に位置し、羊の牧畜が盛ん。
盆地全体に被圧地下水が存在し、それを掘り抜き井戸(鑽井)で取水している。
(wikimedia commons)
地下水の利用
大鑽井盆地は、掘り抜き井戸を用いた被圧地下水の取水によって開発が進んだ。
大鑽井盆地で取水できる地下水は塩分濃度が高く、生活用水や農業用水に適さない。そのため、大鑽井盆地に農地は少ない。
しかし、羊は塩水でも飲めるため、地下水は羊や牛の飲み水として利用された。
企業的牧畜
大鑽井盆地では、主に羊の企業的牧畜が行われている。
飼育されるのは羊毛の採取に適するメリノ種で、羊肉の生産よりも羊毛生産が主流。
しかし、近年は羊毛で中国に押されているほか、肉の需要の伸びから羊肉の生産が増加している。
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