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膜タンパク質

膜タンパク質とは

その名の通り、細胞膜上に存在するタンパク質のこと。

膜タンパク質は、ある物質だけが通ることができる門のような役割をしている。

細胞は細胞膜で仕切られているため、細胞間を行き来することができない物質もある。

そのような物質は、膜たんぱく質という門があることで細胞間を行き来できるというわけである。 20220507013840.png

膜タンパク質の種類

膜タンパク質には、大きく分けて、

  • ~ポンプ
  • ~チャネル

の2種類がある。
~の部分には、イオンの名称がはいることがほとんどであり、そのイオンだけを通すことができるのである。

※ただし、神経の伝導の分野で登場する「ナトリウムポンプ」では、ナトリウムイオンとカリウムイオンが移動する。 20220506125653.png

~ポンプ

物質の細胞内外の濃度に関係なく、決まった方向に物質を運ぶ。
このポンプのはたらきのことを、能動輸送という。

ポンプを通して物質を移動させる際には、ATPを消費する。

その結果、細胞内外で物質の濃度差ができることになる。

~チャネル

膜タンパク質の門が開くと、物質は、濃度が大きい方から小さい方に向かって、濃度差をなくすように移動する。
このチャネルのはたらきを、受動輸送という。

受動輸送は、物質が勝手に移動してくれるので、運ぶエネルギーは必要なく、ATPは消費しない。

受動輸送の結果、細胞内外の濃度差が小さくなる。

✍🏻 ポンプとチャネルの違いについて、しっかり理解しておくこと!!

門が開くきっかけ

特に「~チャネル」では、

  • 電位依存性~チャネル
  • リガンド依存性~チャネル
    がある。

これは、膜タンパク質の門が開くきっかけが何か、ということを表している。

電位依存性

細胞膜表面の電位が変化すると開く。

神経の伝導に大きく関わる膜タンパク質はこちらのタイプである。

リガンド依存性

細胞膜の電位に関わらず、特定の物質がくっつくと開く。

神経の伝達に大きくかかわる膜たんぱく質はこちらのタイプである。

膜たんぱく質については、「おうち生物 静止電位」の真ん中くらいで詳しく解説しています。

動画で学びたい人はこちらを見てみてね。

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