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相同染色体


相同染色体とは

有性生殖をおこなう生物の体細胞のの中には、大きさの等しい染色体が2本ずつ入っている。

この大きさの等しい1対(2本)の染色体を、相同染色体という。

DFD62DAF17424ABBBA013FB0A9D1110E.jpeg 相同染色体のうち、一本は父親、もう一本は母親に由来するものである。

なお、体細胞には相同染色体があるのに対して、生殖細胞には相同染色体はなく、相同染色体の片方のみ(=1ゲノム)が含まれるので注意しておこう。

※「ゲノム」の意味もあわせて理解しておこう!

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ヒトの細胞の場合

ヒトの体細胞の場合、相同染色体は23あり、合計46本の染色体が含まれる。

一方、生殖細胞には、相同染色体の片方が集まって23本の染色体が含まれる。

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なぜ生殖細胞は染色体が半分?

生殖細胞は、体細胞の減数分裂によってできる。

相同染色体は、この減数分裂の時に2つの細胞に1つずつに分かれるので、生殖細胞には相同染色体の片方しかないのである。

なお、受精することで、卵と精子の染色体が合わさるので、受精後はまた相同染色体をもつようになる。

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