同化

同化とは

生体内では、常に物質を合成したり、分解したり、様々な化学反応が行われている。（＝代謝）

このうち、単純な物質（＝無機物 : やなど）を合成し、 複雑な物質（＝有機物：グルコースやアミノ酸など）を作ることを、

「同化」という。

同化には、エネルギーを必要とする。 そう、材料から料理を作るのには、労力が必要なように。

光合成＝同化の一種

ということも覚えておこう。

「異化」に関してはこちらの異化の辞書をチェック！

詳しく

同化の目的は何だろうか。

上の画像のように、異化により有機物を分解するとき、エネルギーを取り出すことができる。 このエネルギーは、生命活動に用いられる、全ての生物にとって必要なものである。

だから、生物は、日々呼吸をすることで、異化によりエネルギーを取り出し続けている、ということだ。

だが、分解する有機物がないと、エネルギーは取り出せない。 だから、動物は食事により、有機物を日々取り入れる必要があるのだ。

でも、植物は食事をしないよね。 植物は代わりに、光合成をすることで、光エネルギーを使って、 同化して有機物を合成してる、というわけだ。

同化は、異化に必要な有機物を合成するための機構なのである。

全ては生きるエネルギーのため！！

動画で学びたい方は、「おうち生物 ５. ATPと代謝」をチェック！