累加形というのは、「ただ〜なだけじゃなくて、さらに〜だ」という意味の句形。下の2つと、その派生形を押さえよう。

上の例文のように、「ただに」と読む漢字は色々あるので、例えば 「只」「惟」「徒」 あたりを押さえておこう。
また、
場合でも、意味は同じ。
「豈」は反語形であり、意味としては、「どうして〜だけであろうか、いやそうではない。さらに〜でもあるんだ」というニュアンス。

「豈」の代わりに、 「何(なんゾ)」 という反語形を用いることもある。その場合は「ただに」よりも 「独(ひとリ)」 がくっつく場合が多い。
「唯」や「独」の文字を使った他の句形として、 限定形 もあるので、一緒に押さえておこう。
訳や詳細は 限定形の辞書 にて。
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