テストや受験にもよく出る、反語形の表現を押さえよう。疑問・反語の辞書でまとめている両刀使いの句形とは異なり、ここでは主に 「反語」の意味だけを持つ形を取り上げる。
「豈」という漢字は漢文でしか見ないし、読み方が特徴的なので、最初のインパクトが大きいことで有名。ちなみに漢字を解体すると山の豆になる。
この「ん」は、推量の助動詞「む」なので、推量っぽい訳になるし、直前は未然形になる。

発展事項として、 「あに〜ずや」 と最後に否定が入ると、反語の意味はなくなり、「なんと〜ではないか」という詠嘆形 となるので注意しよう。
この「ん」は、推量の助動詞「む」なので、推量っぽい訳になるし、直前は未然形になる。

「独」(ひとリ)には、「唯」と同じように「ただ〜だけ」という 限定形 の用法もあるが、その場合は「のみ」という送りがなが付く場合が多いので判別できる。
この「ん」は、推量の助動詞「む」なので、推量っぽい訳になるし、直前は未然形になる。

上の例のように、「不」と組み合わせて用いられることが多い。でも、「敢」と「不」の組み合わせは色々な形があるので、ここ整理しておこう。
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