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中世イギリス


概要

中世のイギリスの動向のお話です。

ノルマン人による侵略、プランタジネット朝時の議会の発展、フランスとの争いとテューダー朝の成立が大枠となっています。

まとめ→中世ヨーロッパイギリス

時代

6世紀〜15世紀

場所

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詳細

大ブリテン島にゲルマン人により建てられたアングロ=サクソン王国は、ゲルマン人の一派ノルマン人の侵入に悩まされます。

アルフレッド大王が一時撃退しますが、1016年にクヌートに征服され、王権を取り戻すも1066年に再びノルマンディー公ウィリアムにより攻め込まれ、ウィリアム1世としてノルマン朝をたてられます。

12世紀に血統が途絶え、王権はフランスから入ったプランタジネット朝に移ります。

封建社会の中では珍しく王権の強かったイギリスでしたが、2代ジョン王フランスフィリップ2世と争い領土を取られ、教皇インノケンティウス3世と争い破門されたことで貴族の反感を買い、1215年に大憲章(マグナ=カルタ)を認めさせます。

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次のヘンリ3世がこれを破ったことでシモン=ド=モンフォールの乱が起き王を破り、議会の前身である会議を行います。

1295年には模範議会が招集され、その後も議会の権力は大きくなってゆきます。

貴族の他にも、ジェントリ(郷紳)と呼ばれる騎士層や都市民も下院議員として市政に参加しました。

14世紀に入ると、エドワード3世がフランスの王位継承権を主張したことから、イギリス対フランスの百年戦争が始まります。

初めは優勢だったものの敗れたことで1455年、王家は断絶し、ランカスターヨーク両家による王位継承権争い、バラ戦争が起きます。

ランカスター派のヘンリが勝利を収め、1485年にヘンリ7世としてテューダー朝を開き、厳しい統治制度を整えます。

ヘンリ7世のあとを継いだヘンリ8世がイギリス国教会を設立するなど、イギリスは発展してゆきます。

関連単語

ジョン王 / バラ戦争 / ペスト / 模範議会 / ワットタイラーの乱

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