遺伝子を組み換えて、作物として有用な特質を発現させたもの。
英語でGenetically modified organism、略してGMOともいう。
農薬使用量減少、収量増加などのメリット→新大陸では積極的に栽培
安全面に不安→欧州、日本では栽培少ない
交配を繰り返して行う品種改良よりも簡単に新種が作れるというメリットがあります。
また、普通では考えられないような特徴を持たせることが可能で、
などといった品種が作られています。
などの好影響がありました。
虫がつかないよう改良された作物ならば殺虫剤は使わなくていいですし、収量が増えればその分農家も儲かりますよね。
農家も農薬散布の手間が減る&収量が増えて嬉しいし、農薬使用量の減少により自然環境にもやさしいということで、かなりメリットは大きいといえるでしょう。このメリットを買い、新大陸では遺伝子組換え作物をバンバン栽培しています。
という問題点もあります。
そんな遺伝子をいじったやつを食べて本当に大丈夫なんか、という不安はよく聞かれます。ヨーロッパ人や日本人はそういう人が多いですね。勿論、遺伝子組換え作物を食べてもすぐには健康被害が出ないのは証明済み(というか既に現時点で世界中の人が食べてるけど問題は起こっていない)ではあるのですが、長期的にみても問題がないのかは未証明ですから不安なのも当然ではあります。
また遺伝子汚染についてですが、噛み砕いていうと遺伝子を他の生物が取り込むことです。 交雑によって遺伝子が他の生物に取り込まれてしまい、遺伝子を取り込んでしまった生物が狂ってしまうというわけです。
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