十字軍
概要
聖地イェルサレムをイスラーム勢力から奪還するための軍、十字軍のお話です。
ビザンツに求められて教皇が主体となり派遣しますが失敗に終わり、教皇の権威は落ちてゆきます。
まとめ→中世ヨーロッパ
時代
1095年〜13世紀後半
場所
詳細
11世紀、ビザンツ帝国はセルジューク朝の侵攻にあい、対立状態にあったローマ教会に救援を求めます。
教皇ウルバヌス2世は1095年、クレルモン宗教会議を招集、聖地イェルサレム回復のための聖戦を行うことを決定し、その後200年弱にわたって7回の十字軍が派遣されます。
第1回ではイェルサレムを占領、イェルサレム帝国を建国しますがすぐに奪い返され、派遣は続きます。
第4回では目的が捨てられ、商業上ライバルだったコンスタンティノープル(ビザンツ帝国の首都)が占領されてラテン帝国がたてられます。
結局、7回にわたる派遣でも聖地奪還の目的は果たされませんでした。
これにより、教皇の権威が揺らぎ、叙任権闘争以来教皇よりも権力が弱かった国王の権威が再び浮上することとなります。
また、各地の宗教騎士団が聖地巡礼の保護を担い活躍します。
その一つにドイツ騎士団があり、後にプロイセンとなります。
関連単語
クレルモン宗教会議 / コンスタンティノープル / 東方植民
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