ペリー

概要

ペリー（Matthew Calbraith Perry）とは、江戸時代末期に日本にやってきたアメリカ海軍の軍人。

詳細

江戸時代末期、黒船と呼ばれる四艘の船が浦賀に現れました。 黒船来航です。 この船を率いていたのがペリーです。

当時のアメリカはクジラの油を燃料として必要としており、クジラを捕まえる際に日本の港で物資を補給したかったのです。 ということで当時のアメリカ大統領だったフィルモア大統領は、ペリーを日本に派遣して港を開くことを要求したのでした。

この黒船来航を受けて江戸幕府は「１年間の猶予がほしい」と返答しました。 こうしてペリーは「一年後にまた来る」と言って浦賀から退去します。

さて黒船来航という一大事に江戸幕府は、たくさんの人に意見を求めました。 これが幕藩体制の崩壊つまり**江戸幕府の崩壊へと繋がっていきます。 なぜかというと、たくさんの人に意見を求めたことで、朝廷や諸大名が幕府の政治に口出しするきっかけを与えてしまった**からです。

結局半年後にペリーが再び浦賀に来航し、日米和親条約が締結されました。

日米和親条約では

• 函館・下田の開港
• 領事の駐在
• 燃料や食糧の供給
• 難破船や乗組員の救助 が定められています。