ファーティマ朝の後に北アフリカにたてられた王朝。
イェルサレムのキリスト教からの奪回に成功する。
マムルーク朝に取って代わられた。
流れ→エジプト=イスラーム、十字軍
まとめ→イスラーム
1169年〜1250年

アイユーブ朝は、ファーティマ朝で宰相を務めていたサラディン(サラーフ=アッディーン)がこれを倒したてた王朝で、都はカイロに置かれました。
スンナ派を奉じ、アッバース朝のカリフに宗主権を認めます。
1187年にヒッティーンの戦いで十字軍を破ると、その99年に第1回十字軍以来奪われていた聖地イェルサレムを奪回します。
これに対してイギリス国王のリチャード1世らが率いる第3回十字軍が派遣されますが、奪回されずに和解します。
ブワイフ朝によって始められたイクター制を施行しますが、マムルークの勢力が大きくなり、1250年に倒され、マムルーク朝が樹立しました。
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