インフレ(世界史)

解説

物価が上がる、つまり通貨の価値が下がること。

代表的な例として、第一次世界大戦後のドイツにおけるマルクが挙げられる。

1923年のルール占領における消極的抵抗で国内生産が落ち込んだこと、多額の賠償金を負っていたことにより、1ドル=4兆2000億マルクのハイパーインフレーション(インフレが進みすぎた状態)となった。

シュトレーゼマン内閣によるレンテンマルクの発行と、ドーズ案の受け入れにより一時的に収束した。

流れ→不況と秩序の崩壊

まとめ→大戦 インフレが進んで貨幣にほとんど価値がなくなると、このように札束単位で流通するようになり、その価値の無さは子供達の遊び道具となるほどだった。

時代

1923年〜