【 note : https://note.com/yaguchihappy 】
細胞骨格について解説します。
問題:真核生物の鞭毛や繊毛の形成に関わる細胞骨格を答えよ。
答え:微小管
問題:アメーバ運動や細胞質分裂、原形質流動、筋収縮に関わる細胞骨格を答えよ。
答え:アクチンフィラメント
●真核細胞のもつ繊毛・べん毛の断面は、9+2構造という共通の内部構造をもつ(これは真核生物に共通の構造である。ヒトの細胞[精子など]でも、ゾウリムシの細胞でも共通に見られる)。
noteに図があります。
https://note.com/yaguchihappy/n/n9ffb0ce38365
●ほぼすべての真核生物に、アクチンとミオシンからなる収縮装置が発見されてる。我々の筋細胞は、この収縮装置を高度に発達させたものだと考えられている。
●植物に中間径フィラメントのケラチンは見つかっていない。植物細胞では細胞壁が細胞「外」骨格として存在し十分頑丈なので必要ないのかもしれない。植物にもラミンは存在することが知られている。
●語尾が「-in」で終わるものは一般にタンパク質。チューブリン、キネシン、ダイニン、ケラチン、アクチン、ミオシン、カドヘリンは全てタンパク質。
●原形質流動は、細胞運動のひとつで、厳密には植物や菌類において細胞の形が変わらずに内部の細胞質が流れるように動く現象をいう。生命活動であるので、細胞が死ねば止まる。たまにテストに問われる。
原形質流動は細胞小器官が輸送される現象であり、細胞小器官に結合したミオシがATPの加水分解エネルギーを用いてアクチンフィラメントの上を滑ることにより、流動力が発生する。
一部の菌類では、微小管系が細胞小器官の輸送に関与していることが知られている。
広義には、アメーバ運動を含め、細胞内において細胞小器官が輸送される現象を原形質流動と呼ぶことがある。
光原形質流動は、原形質流動が光で誘発される現象で、カナダモやオオセキショウモの葉肉細胞で観察されている。オオセキショウモでは、光は、細胞内のCa2+濃度に作用し、それによって原形質流動に働くミオシンの活性を調節していると考えられている。
生物学的な意義やしくみについてはわかっていないことも多い。
●正確には、ニューロンでは、1本の微小管が伸びているわけではない。いくつもの短い微小管が同じ向きで、重なり合いながら配置されている。
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