#ルシャトリエの原理 わかりやすく 濃度 圧力 温度 #平衡移動 #高校化学
平衡移動とルシャトリエの原理について講義しています
内容
可逆反応において平衡状態にある場合、濃度、圧力、温度について条件を変化させるとそれまでの平衡状態が崩れます。しかし、物質たちは新たな安定を目指して別の平衡状態に達します。これを平衡移動といいます。そして平衡移動については1884年にルシャトリエがルシャトリエの原理を提唱しました。基本、変化を緩和する方向に平衡が移動するという部分が一貫して踏襲されており、濃度が上がれば下げる向き、圧力が加われば分子数が減少する向き、温度が上がれば吸熱反応の向きに平衡が移動します。ただし、温度変化の場合は平衡状態に到達するまでの時間が変化するため、平衡移動には関与しないもののしっかり棲み分けをして理解する必要があります。そして触媒は反応速度を速めるものの、平衡移動に関与しないことも理解しておく必要があります。