今回は皆さんが苦手な遺伝子に関する計算問題を1題解説しました。
(生物基礎の人にも役立つ動画だと思います。)
「2万個の遺伝子」というのが細胞あたりの遺伝子の数なのか、
ゲノムあたりの遺伝子の数なのかが分かりにくいですよね。
後者が正解なのですが、前者で考えてしまった人は、2万という数字のまま計算してしまったかも知れません。
問題文が分かりにくいので、こういう誤解を防ぐためにはやはり「ゲノムの塩基対数は30億、遺伝子数は2万」という数字は覚えておいた方が良いと思います。
ゲノムの遺伝子数が2万だと分かれば、細胞の中にはゲノムが2組あるので、細胞の中には遺伝子が4万あるとして計算ができると思います。
以下、問題文(答えは動画でご確認下さい。)
問 ヒトの体細胞はゲノムDNAを2組もっている。細胞あたりのゲノムDNAを一直線に並べると,全長約2mである。今,遺伝子として働く部分がDNA全体の3%として,同じ大きさの3万個の遺伝子が均等に散らばって存在すると仮定すると,
(a) 遺伝子1個の平均の長さは約何μmとなるか。
(b) 遺伝子と遺伝子の間隔は平均約何μmと考えられるか。
(参考:2002藤田保健衛生大学)