今回はカルスについて解説しました!
オーキシンとサイトカイニンをある濃度比にして細胞を培養させるとカルスに脱分化する。その状態よりもオーキシン濃度比を高くすると根が分化し、その状態よりもサイトカイニンの濃度比を高くするとシュートが分化します。この理由はよく分かっていないのですが、ここでは頂端分裂組織の形成と関連付けて説明しました!
胚発生における心臓型胚ではオーキシンは原根層細胞内輸送されます。そしてオーキシン濃度の低くなった部分では茎頂分裂組織が、オーキシン濃度の高くなった部分では根端分裂組織が分化します。これを知っていると、オーキシンの濃度比が高いと根に、オーキシンの濃度比が低いとシュートになるというというのが理解しやすいと思います。
ただ実際はオーキシンだけではなく、オーキシンとサイトカイニンの拮抗的な作用によって分化が起こっているようで(頂芽優勢などもそうでしたよね)、詳細はまだまだわかっていないところが多いです。
練習問題は群馬大学2015より
あとオマケですが、頂芽優勢って漢字間違いが多いんですよね。。
×頂芽優性