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今回は頂芽優勢について説明を行いました!
頂芽優勢にはたらくホルモンは2種類
オーキシンとサイトカイニンです。
オーキシンは若い葉やシュート頂で合成され根に向かって広がっていきます。(茎と葉はセットになって成長するのでまとめてシュートといいます)
オーキシンのはたらきは「頂芽成長促進」です。
つまり先端を伸ばして光を獲得しようとするんですね。
もう一つはたらきがあって、それが「サイトカイニンの抑制」です。
サイトカイニンは主に根で合成され、シュートの方に移動していきます。
サイトカイニンのはたらきは「側芽成長促進」です。普段はオーキシンによってサイトカイニンの合成は抑制されていますが、頂芽が無くなると(例えば動物に食べられたなど)サイトカイニンのはたらきによって側芽が成長します。つまり代わりに側芽を成長させるという訳です。