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Mathematics Monster

ベクトル20:空間の直線とベクトル《東京大1983年》

次の動画:ベクトル21:空間ベクトルの応用①《オリジナル問題》

概要

動画投稿日|2025年12月5日

動画の長さ|16:33

ホームページ:http://mathematics-monster.jp/ 全講座の問題はホームページから閲覧・印刷可能です。 この問題、実は多少問題文の表現を変更しております。僕がこの問題を問題集で初めて見かけたとき既にその問題集で表現が変更されていたので、それを今回そのまま用いております。 実際の東大で出題された表現はというと 「平面上に点Oを中心とする半径1の円Cがある。また,この平面上のOと異なる点Aを通って直線OAと垂直な空間直線lがあり,平面とのなす角が45°である。このとき,円Cと直線lの間の最短距離を,2点O,A間の距離aで表せ。」 というものです。この場合、aがゼロの可能性も出てくる部分のみ動画の問題文とは異なりますが、99%は同じです。 xy平面という表現やA(a,0,0)といった表現は東大の入試問題ではされていません。ご了承ください。 今回の授業の不満点としては、PQが最小となるのはPQ垂直Lつまり内積ゼロ「のときより」と書く予定だったところが、内積ゼロ「として」と書いてしまったところです。「最小となるのは〜として」なので日本語としてどうなのか、「最小となるのは〜(のとき)として」という解釈を無理やりすればよいかと自分に言い聞かせて納得させています。完璧主義とは本当に厄介なものです。 さて、今回は僕がYoutubeに動画を投稿するきっかけやそのいきさつを改めて詳しく話そうかと思います。 2014年の年末に精神的にも体調的にもボロボロになり、出講していた高校にも、塾予備校全てに迷惑をかけて休養をしていたとき、もう当分は働きたくないと考えていました。2ヶ月くらい休養後、何をすべきかひたすら考え、授業を動画にとり、問題集にDVDとしてくっつけて販売するという(画期的な)方法を思いつきました。 撮影を始める前に最も苦戦したのは、撮影場所の確保で、大学も高校もことごとく撮影を拒否されて、仕方なくテナントを借りて黒板会社に黒板の購入手続きをして、取り付け目前に、母校の高校の校長先生からうちの空いてる教室で放課後とかに撮影していいよと連絡があり、テナントを引き払い、黒板会社には黒板代だけ支払い、発注を断りました。当時、貯金は800万程度あったかと思いますが、撮影に専念した2015年に生活費込みで300万くらいは使ったと記憶しています。 カメラを買い、パソコンを買い、編集ソフトを買い、元生徒に50万払ってホームページを作ってもらい、教材は僕が私立高校に出講していたときに自分で作って使っていたものをほぼそのまま使いました(今のチャンネルの教材のことです)。 撮影する過程では大学の時のパソコンに詳しい友人、高校時代の友人でフリーターやってる暇なやつ、そして何人かの元生徒たち、いろいろ手伝ってもらいました。撮影を始めてから最も困ったのは、学校なので生徒が廊下を大声で走り去るだけで、その声が動画に入るため撮り直しになることです。学校のチャイムが鳴るタイミングに撮影しないようにしたり、ピンボケも強敵でした。黒板なのでカメラが距離感が掴めず、板書の書き出しによくピンボケしました。 2015年の3月くらいから撮影を始めて、2015年5月末あたりから動画を投稿し始めました。最初の1週間で60題くらいアップして1日1人登録者が増える程度で、2015年の年末には登録者が1000人になったのを覚えています。 撮影のスピードとしては2015年の6月までに120題くらい撮影、9月頃までに200題を突破、そこからは本当にペースが落ちていき2016年になるかならないかの頃に最後の5題という感じでした。春休み、ゴールデンウィーク、夏休み、冬休みは学校に生徒がほぼいないのでガッツリ撮影したのを覚えています。300題のうち最後の100題は本当に息切れでモチベーションが保てずしんどかったです。2015年の年末ごろには人に授業が見られているという緊張感があり、適当な気持ちで撮影できなくなりました。Youtubeに投稿するまではどうせ誰も見ない、という感覚があり適当にガンガン撮影していました。 ちなみにYoutubeに投稿するきっかけとして、ホームページを作った元生徒が宣伝としていくつか無料で公開してはどうか、それならYoutubeでいいんじゃないか、と提案したのが始まりです。その提案まで僕はYoutubeの存在を知りませんでした。2015年というのはそういう時代でした。学校で撮影してても、Youtubeに投稿してても「東進のマネですか?」みたいな冷やかしというか嘲笑が日常的な時代でした。予備校の元同僚からも間接的に「杉谷は何やってんだ?血迷ったか?」というようなことを予備校で囁かれていると耳に挟んだりしました。 2016年の2月には旧課程の行列を除く、すべての単元の撮影を終えてYoutubeに投稿し、2016年の2月に受験する方々にもすべて提供できる結果となりました。当初の、DVDを教材にくっつけて売るということから、すべて無料公開に切り替えたのはそういう時代がくるし、すべて撮ったあとまた予備校で働けばいいと考えたからです。 実際2016年の夏以降、以前働いていた医学部専門の予備校に勤務したり、家庭教師をしたり、結婚して移住してそこで塾を開いたりしました。 ちなみに授業のレベルですが、定期試験レベルやMARCHレベルなどレベルを下げることはいくらでも可能でしたが、自分のやりたいレベルをやりました。もちろん一流大学志望の生徒なら自ら進んで動画で学習するから、難易度が高いと希少性も高い、などの理由もあります。一言で言うと自分がどういう人間として覚えられたいか、です。だから対象とする受験生の層を絞りました。長くなりましたが、2015年当時のことは以上です。撮影と編集だけしていたので、予備校に勤務している年よりはるかに暇な時間が多い年でしたが、人生で最も飛躍した年でした。今はとてもじゃないですが、1年で300題なんて撮影できません。30題すらしんどいです。歳をとって体力が衰えるとはこういうことです。子供、家族のためにも時間を使ってあげたい、となるので本当に自分のためだけにお金も時間も割けるのは20代までだと感じます。

タグ

#高3#レベル4#空間ベクトル#演習

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