放射性チミジンを用いた細胞周期の追跡① 高校生物基礎発展
3分57秒
説明
【 note : https://note.com/yaguchihappy 】
放射性チミジンを用いた細胞周期に関する実験についてわかりやすく講義します。
続きはこちらです。
• 放射性チミジンを用いた細胞周期の追跡② 高校生物基礎発展
動画を③まで見てから解いてください。
(3)標識してから12時間後、標識されたM期の細胞の割合が100%から減り始めた。
S期の長さを求めよ。
解説・答え
(1)で見たように、標識されてから五時間後に、標識時S期の先頭にいた細胞(=S期の終わりにいた細胞)がM期に入った。
(その後、(2)で見たように、M期の全ての細胞が標識された細胞で占められるようになり、つまりM期の細胞の100%が標識された細胞で占められるようになり、さらに、)標識してから十二時間後、標識されたM期の細胞の割合が100%から減り始めた。
どうして減り始めたのかというと、標識時、S期の最後尾の細胞(=S期に入ったばっかりだった細胞)がM期に入ったからである。(S期の最後尾であった細胞より、後ろの細胞は、標識されていない)。
つまり、放射性チミジンを加えた時、ギリギリS期に入っていなかった標識されていない細胞が、M期に突入し始める時がきたのである。
S期の先頭にいた細胞がM期に入ったのが五時間後。(その後、標識された細胞が後に続く)
S期の最後尾にいた細胞がM期に入ったのが十二時間後。(その後、S期にまだ入っていなかったので標識されなかった細胞が後に続く)
S期の長さは、先頭の細胞がM期に突入した時間と、最後尾の細胞がM期に突入した時間との時差である。
したがって、12-5=7時間がS期の長さである。
答え:7時間
(4)細胞周期全体の長さが19時間であった。G 1期の長さを求めよ。
解説・答え
今まで求めた時期の分を細胞周期全体から引けばよい。
19-5-3-7=4
答え:4時間
noteに簡単な図があります。
https://note.com/yaguchihappy/n/n191308c58e3d#deb4f9ec-2909-4d68-87b1-349da5256d31
#体細胞分裂
#生物基礎
#細胞周期
放射性チミジンを用いた細胞周期に関する実験についてわかりやすく講義します。
続きはこちらです。
• 放射性チミジンを用いた細胞周期の追跡② 高校生物基礎発展
動画を③まで見てから解いてください。
(3)標識してから12時間後、標識されたM期の細胞の割合が100%から減り始めた。
S期の長さを求めよ。
解説・答え
(1)で見たように、標識されてから五時間後に、標識時S期の先頭にいた細胞(=S期の終わりにいた細胞)がM期に入った。
(その後、(2)で見たように、M期の全ての細胞が標識された細胞で占められるようになり、つまりM期の細胞の100%が標識された細胞で占められるようになり、さらに、)標識してから十二時間後、標識されたM期の細胞の割合が100%から減り始めた。
どうして減り始めたのかというと、標識時、S期の最後尾の細胞(=S期に入ったばっかりだった細胞)がM期に入ったからである。(S期の最後尾であった細胞より、後ろの細胞は、標識されていない)。
つまり、放射性チミジンを加えた時、ギリギリS期に入っていなかった標識されていない細胞が、M期に突入し始める時がきたのである。
S期の先頭にいた細胞がM期に入ったのが五時間後。(その後、標識された細胞が後に続く)
S期の最後尾にいた細胞がM期に入ったのが十二時間後。(その後、S期にまだ入っていなかったので標識されなかった細胞が後に続く)
S期の長さは、先頭の細胞がM期に突入した時間と、最後尾の細胞がM期に突入した時間との時差である。
したがって、12-5=7時間がS期の長さである。
答え:7時間
(4)細胞周期全体の長さが19時間であった。G 1期の長さを求めよ。
解説・答え
今まで求めた時期の分を細胞周期全体から引けばよい。
19-5-3-7=4
答え:4時間
noteに簡単な図があります。
https://note.com/yaguchihappy/n/n191308c58e3d#deb4f9ec-2909-4d68-87b1-349da5256d31
#体細胞分裂
#生物基礎
#細胞周期
タグ
# 矢口先生
# チミジン
# 細胞周期
# M期
# G2期
# 生物基礎