細胞周期
細胞周期とは
細胞には大きく分けて2つの時期がある。
ローランド風に言うと、
「細胞分裂している時期か、それ以外(細胞分裂していない時期)か」だ。
体細胞分裂している時期を「分裂期(=M期)」
それ以外の時期を「間期」
と言い、
細胞はこの「分裂期」と「間期」を繰り返しているのである。
その1サイクルのことを、「細胞周期」と呼んでいる。
サイクルのイメージが湧くように図示すると、以下のようになる。
間期は、G1期、S期、G2期の3段階に分けられる。
それぞれの時期のDNA量などの特徴を把握しておこう。
G1期:複製の準備期
S期:DNAの複製が起こっている
G2期:複製が終わり、分裂の準備期
DNA量のグラフ
細胞周期によるDNA量の変化の図がよく取り上げられるので、確認しておこう。
縦軸は、DNAの相対量だ。G2期には1倍が2倍になっている、というような見方である。
分裂したばかりのG1期のDNA量を1とすると、S期にDNAが複製されるので、2倍に増える。
そして、G2期には2のままで、M期になると、分裂するためDNA量は半分になる、
というわけである。
動画で学びたい方は、「おうち生物 19.細胞周期と体細胞分裂」をチェック!!
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