#ビニロン 作り方 反応式 製法 #加水分解 #エステル交換 高分子化学 高校化学 エンジョイケミストリー
ビニロンの製法と性質について講義しています
内容
ビニロンは1939年に京都大学の桜田一郎氏の発明により世に知られるようになりました。ヒドロキシ基が適度に存在することが木綿のような吸湿性をもつ要素をもちます。また水より密度が大きいため漁網としても使われます。ビニロンは大学入試でよく出題されますが、そのポイントは
①モノマーがビニルアルコールではないこと
②すべてのヒドロキシ基がアセタール化されないこと
③重合度をもちいて構造式を書きにくいこと
が上げられます。計算問題も含め出題されると結構厄介な部分が多いですが、クリアしておく必要があります。