シュメール人
概要
メソポタミアではじめに都市文明を築き、多くの都市国家を形成した民族です。
神権政治の下で栄え文化も発展しますが、都市同士の争いの後アッカド人に征服され、アムル人に滅ぼされます。
まとめ→オリエント、オリエントと地中海世界
流れ→バビロン第一王朝
時代
前3000年紀〜前2000年紀
(年紀=1000年のまとまり)
場所
詳細
シュメール人はティグリス川、ユーフラテス川の下流で神殿を中心に数々の村が発展した中で、最初に都市文明を築いた民族で、民族系統は不明です。
ウル・ウルク・ラガシュなどの都市国家を形成しました。
階級制度が存在したほか、都市同士の争いもあったため都市は城壁で囲まれていました。
都市同士の争いが激しくなり衰退し、前24世紀にアッカド人による王朝、アッカド帝国に征服されます。
1世紀ほどでふたたび勢力を取り戻したシュメール人はウル第3王朝をたてますが、アムル人により滅ぼされます。
文化
各都市の守護神の名の下に政治が行われ(神権政治)、その神は都市の中心、ジッグラトに祀られていました。都市に神がいるので多神教信仰です。
最古の文字で、粘土板に葦の茎を押しつけて書かれる楔形文字を発明し、以後メソポタミアで使用され続けます。『ギルガメシュ叙事詩』などの宗教文学が発達しました。
農作業のため、太陰暦や六十進法も考え出します。
タグ
# アッカド人
# アッカド帝国
# アムル人
# ウル
# ウルク
# ウル第3王朝
# オリエントと地中海世界
# オリエントまとめ
# オリエント史
# ギルガメシュ叙事詩
# シュメール人
# シュメール文明
# ジッグラト
# ティグリス川
# ユーフラテス川
# ラガシュ
# 六十進法
# 古代オリエント
# 太陰暦
# 楔形文字
# 神権政治
# 都市国家