タンパク質は、DNAの遺伝情報を基に合成される。
DNAからタンパク質が合成される(=発現)流れとしては、まずDNAにある遺伝子の塩基配列がRNAに写し取られ(=転写)、次にRNAの塩基配列を基にアミノ酸が並べられることで、タンパク質が合成される(=翻訳)。
※それぞれの過程の詳細は、各用語のページでチェックしよう!
この一連の流れを図にしてみると、以下のようになる。

このような、遺伝情報が、DNA→RNA→タンパク質と伝えられる原則のことを、「セントラルドグマ」という。
実は「セントラルドグマ」という原則を提唱したのは、ワトソンとともにDNAの構造を発見したクリックなのです。
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