カカオ豆

概要

原産地はアマゾン川上流の熱帯雨林地域と言われており、年中高温多雨な気候を好む。

近年、世界各国の経済成長によってチョコレートの消費量が増加し、それにしたがってカカオ豆の需要も拡大している。

生産

（データブック・オブ・ザ・ワールド）

ギニア湾岸が中心。

ギニア湾岸は、ギニア湾からの湿潤な季節風によって多雨となっており、カカオ豆の生産に適する気候となっている。

カカオ豆農園は零細農家による経営がほとんどで、プランテーションで栽培されているイメージはあてはまらない。

貿易

（データブック・オブ・ザ・ワールド）

ギニア湾岸諸国→欧米・中国

が基本。

カカオ豆はほとんど生産国では消費されず、ほとんどが先進国に輸出されている。

ベルギーの輸入・輸出が多いのは、ベルギーが大量のカカオ豆を輸入し、選別・加工して再輸出しているから。

英国の紅茶、イスラエルのダイヤモンドも同じようなことが言える。