古代エジプト
概要
古代のエジプトについてです。
王(ファラオ)が神権政治を行っていました。
まとめ→オリエント
場所
時代
〜前11世紀ごろ
解説
「エジプトはナイルのたまもの」と言われたように、ナイル川を利用した農業が盛んに行われていたエジプトでは、早くから小規模な国家が形成され、治水のためにも統一と指導者を必要としていました。
その中で前3000年ごろから、ファラオと呼ばれる王による統治が始まります。
太陽神ラーを中心とする多神教が広まっており、死後の世界を信じてミイラや「死者の書」を残しました。
王は生きる神として専制的な神権政治を行い、長くこの体制は続きますが、特に繁栄した時代を古王国、中王国、新王国と呼びます。
古王国はメンフィスを中心に栄え、クフ王らがピラミッドを建てさせるなどをしました。
中王国はテーベを中心に栄えましたが、シリア方面からのヒクソスの侵入により混乱します。
新王国は前16世紀におこるとヒクソスを追放し、シリアへと進出します。
前14世紀には アメンホテプ4世(イクナートン) がテル=エル=アマルナに都を定め信仰の改革を行います。
1代で終わることとなりますが、アマルナ美術が生み出され、その文化の影響は残っていきます。
国としてはアッシリアの征服まで続きました。
文化も発達しており、神聖文字(ヒエログリフ)や一種の紙、パピルスに記す民用文字(デモティック)を生み出したり、太陽暦を用いたりしました。
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