詳しく説明していく前に、SVOO(第4文型)ってどんな形だったか説明します。
SVOOは目的語が二個ありますね。1つ目にはO(ヒト)、2つ目にはO(モノ) が入ります。
そして、「O(ヒト)にO(モノ)を渡す・あげる」という意味を表すことができます!
ここで考えたいのは、目的語が2つあるということは 「される」ものが2つあるということ。
つまり、「モノ」を主語にした受動態と、「ヒト」を主語にした受動態ができる! ということです。
メアリーがわたしに何個かプレゼントを送ってきてくれた、というシチュエーションを考えてみましょう。
この場合、「プレゼント」を主語にすると、次のように書き換えられます!
プレゼントは主語になり、送られた人はto +ヒトであらわすことになります。
次に、アパートを知り合いの男のヒトに見つけてもらった、というシチュエーションを考えてみましょう。
この場合。「アパート」を主語にすると、次のように書き換えられます!
アパートは主語になり、送られた人はfor +ヒトであらわすことになります。
先ほどとの違いは、動詞の種類です!
sendのように、相手がいないと成立しない動詞(give型といいます)の場合は、to+ヒトを使って書き換える のに対して、
findのように、相手がいなくても成立する動詞(buy型)の場合は、for+ヒトで書き換えます!
また、メアリーがわたしに何個かプレゼントを送ってきてくれた、というシチュエーションを考えてみましょう。
「わたし」を主語にしたい場合は次のようになります。
toやforなどの前置詞は必要なく、Iを主語に持ってきて受動態の形にするだけでいいんですね。
次の( )に適切な語を選んでみてください。
(1)A very beautiful present was given( )John by her.
①to ②for ③なにもなし
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(2)A ring was bought( )me by my boyfriend.
①to ②for ③なにもなし
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(3)We were given( )the permission by our manager.
①to ②for ③なにもなし
(1)A very beautiful present was given( )John by her.
(とっても美しいプレゼントが、彼女からジョンに与えられた。)
①to ②for ③なにもなし
give型(相手が必要な動詞)は、be given to ヒトという形を使います。
何かを与えるには、絶対に相手が必要ですよね。
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(2)A ring was bought( )me by my boyfriend.
(私の彼氏は「指輪を」買ってくれました。)
①to ②for ③なにもなし
buy型(相手が必要ではない動詞)は、be given for ヒトという形を使います。
相手が要らない場合はfor+ヒトで「そのひとのために」 という表現を使ったらいいんですね。
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(3)We were given( )the permission by our manager.
(私たちは課長に許可を与えられた。)
①to ②for ③なにもなし
ヒトを主語にする場合は、前置詞を入れる必要がありません。
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