第4文型
文型って大事?
英語を習うとなると、最初に5文型を習うことが多いと思います。
5文型なんて、問題でも聞かれることが少ないし、いらないじゃん!
って正直思いますよね。
でも実は、5文型は単語を読む順番を知るのに大切なんです!
これを知っておくと、複雑な長文を読むときや、英文和訳の構造を見抜くのに役立ちます。
この記事と他の5文型の辞書と合わせて、マスターしてみよう!
第4文型は「移動」を表す形!
第4文型は、基本はモノの移動を表します!
例えば「メールを送る」とか、プレゼントを渡す、とかですね。
与える系の動詞はこの形を取ることが多いです。
またそのほかに、「何かをやってあげるとき」 にもこの文の形が使えます!
下で確認してみましょう。
第3文型への書き換え(toやforを使った形)
よく問題として、「この文章をtoやforを使って書き換えなさい」と言われると思います。
その時は、「移動」を表している文か?「してあげる」をあらわしている文か? でtoとforを使い分けてあげてください!
これでもわからないときは、相手が絶対に必要な動作のときはto、相手がいなくてもまあできるかな?という場合はforを使う、という見分け方もあります。
例えば、giveとかsendは相手がいないとできない動作ですよね。なのでtoを使います。
例えば例えば、cookやsingは相手が絶対にいないといけないわけではない。誰かのためにしようと思えばできる動作です。 なのでforを使います。
第3文型と第4文型、どっちを使えばいいの?(豆知識)
書き換えをさせられたりすることもありますが、どちらも使えるなら、どちらを使うかはどのように決めているのでしょう?
よく言われることかもしれませんが、英語を喋るときは、旧情報 → 新情報の順番に単語を発することが多いです。
たとえばTomが持っているお花の話をしていて、「あのお花、Janeにあげるらしいよ!」という状況を想像してみましょう。
この場合...
- 旧情報(もうみんなが知ってる情報):Tom・彼が持ってるお花
- 新情報(これからみんなが知る情報):それをJaneにあげるということ
なので、
Tom will give the flower to Jane.
というように、新情報のJaneは後ろに来ます!
日本語で言い換えると、「トムはあげるんだって、そのお花、ジェーンに!」って感じですね。
このように、今から話し相手に伝えたい情報は後ろにもってくるという癖があります。伝えたい内容によって、選ぶ文型もかわるということですね。
練習問題
次の( )に当てはまる単語を入れてみよう!(初級レベル)
(1)彼はその写真を私の両親に見せた。
He ( ) the photo ( ) my parents.
(2)わたしはサンドイッチを妹に作ってあげた。
I ( ) some sandwiches ( ) my sister.
答え
(1)彼はその写真を私の両親に見せた。
He ( showed ) the photo ( to ) my parents.
(2)わたしはサンドイッチを妹に作ってあげた。
I ( made ) some sandwiches ( for ) my sister.