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三国同盟

概要

ドイツ・イタリア・オーストリアによる同盟で、三国協商とともに第一次世界大戦の対立軸をなした。

ビスマルクの失脚によりロシアとの同盟関係が崩れた。

内部でも対立が起きており不安定な状態の同盟であった。

流れ→列強の二極分化

まとめ→近代ヨーロッパ

時代

1881年

場所

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詳細

元々ドイツは、ロシア・オーストリアと三帝同盟を結んでいました。

しかし、ロシアの南下政策を巡り関係に亀裂が入り、ドイツがイタリア・オーストリアと三国同盟を成立させ、ロシアとは再保障条約を結ぶことで繋ぎ止めを図っていました。

これは、フランスを孤立させようとするビスマルクの試みでしたが、ヴィルヘルム2世の即位とともに彼は失脚し、後継者は再保障条約の更新をしませんでした。

このことで、ビスマルクの恐れていたロシアとフランスの接近が実現し、1894年の露仏同盟、続く協商関係をもたらすこととなりました。

イタリアは「未回収のイタリア」を巡ってオーストリアと対立し、三国同盟は不安定な状態で大戦に突入することとなります。

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ビスマルク辞職を描いた挿絵「水先案内人の下船」

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